2/9 (月) 今日の乱雑さを抱え直してちゃんと寝た。

日記

5時32分に、ここ最近やる気がみなぎる相方の大きい人に起こされる。5時半にかけたアラームは、iPhoneの画面上鳴っているのに正々堂々無音だ。起こしてくれて本当にありがとう。
昨日は朝から雪が降っては止みを繰り返し、ちょこちょこお日さまも出たのだが、午後からは精力的に積もってあれよあれよという間に雪国の風景となった。予報を見る限り夜中もずっと氷点下だからこれは翌朝も溶けないだろうと、社会へ向かう前に雪遊びをするぞと3人で取り決めたから早起きマストだったのだ。「雪残ってる?」「残ってるよ!」「やったーーー!!!」と小さい人ははしゃいで飛び起き、白い世界に目をらんらんとさせる。私はというと、元気は元気なのだがメイクしながらお腹が重い。昨日、1日通して食べ物の質は立派だったものの、夜ごはんの最後、豆がおいしすぎて量をぶち込んでしまい結局低俗に着地した。毎日の食事は「質より量」が重要だと、鮮明に自覚的でいながらこのありさまで、何度後悔しようとも繰り返す。もはや病気のレベルだ。
7時、小さい人の社会から連絡があって、「道が凍結しているからバスの運行は中止。危険が伴うのでなるべくお家で過ごしましょう。登園する場合は電話を」ということで、小さい人の社会活動凍結があっさり決まった。あああ…書き物の予定が…。今日は朝からごりごり書こうと決めていたからちょっとしなしなするも、とはいえ引きずると感情にかっさらわれるからむいっと切り替える。小さい人に「今日は道が凍っていて危ないのでお休みです。園長先生から連絡がありました」と伝えると、「え〜〜…でも、園長先生がね、言ってるんだもんね」と、ボスの命は絶対という精神を控えめに出しすんっと受け入れる。でも雪遊びはしたいから、溶ける前に外には出ようと3人で話し、おのおの朝の雑事に精を出す。
朝ごはんを準備しながら窓の外を見ると確かに道がテカテカで、車もみなゆっくり安全運転だ。車間距離も十分すぎて、ここがほぼスケートリンクであることを理解する。8時になると、急にびゃーっとお日さまが照り出して、「雪が溶けてしまう!」と小さい人と相方の大きい人がざわざわし始めたから、「着替えたら合流するから先に行って遊んでな〜」と、朝活を終えたばかりの私はのんびり支度する。
完全防備で外に出ると、美しすぎるパウダースノーで一気にテンションが上がる。「結構積もったよね!でも新潟じゃ当たり前だもんね」と大きい人が遠慮がちに言うけれど、確かに積雪量はこの何倍にもなるが雪国ではない地域の雪としては立派すぎる。映る景色も、特別感に背中を押されてきらめきが格別だし、行き交う人にも「今日は特別な日」という気配が宿っていてそれがすごく嬉しい。今ここにいる私には全然当たり前じゃない。ふわっふわな雪が木の枝にどっしり身を構えているので、揺さぶって落とす。ぱたぱたと音を立てて落ちる雪にはしゃぎ、今度はその雪をかぶってまたはしゃぎ、「我々って、忙しい月曜日にのんきに遊んで、どう見られてるんだろうね?」と自虐的に笑って盛り上がる。小さい人は、大きい人の黒いボトムスに雪をペッと投げてくっつけるのが楽しいらしく、終始背後に張り付いていた。
午前中は、小さい人に協力を得てYouTube先生に頼り、書き物に集中させてもらう。
お昼、チーズリゾットの素があるから小さい人に作ろうと思い、さて野菜はどうするかと悩んで新玉ねぎのオーブン焼きをやる。やり始めてから、レンジで温めたいものが多い日なのにオーブン焼きなんてどうかしてるぞと、時間を持て余す自分に気付いてようやく選択のミスにも気付く。仕方ないから本を読みつつ玉ねぎのお守りをし、素と水を入れ混ぜて温めるだけで完成したリゾットを少し味見してみると、おいしいにはおいしいのだけれど何かが足りない雰囲気があって、でも怠けて私はそのまま出す。すると、小さい人もその足りなさに気付いたのかやや遊び食べをしており、「お腹がいっぱいだから残していい?」と、お心遣いには無茶すぎる量を残してくるのでおいおいとなる。我が家では「残すこと」に寛容で、「お腹の容量を超えずに調整できるようになったら一人前だ」という思想のもと食と付き合っているのだけれど、今回に関してはお腹がいっぱいなわけがない。「おいしくない」と言えば悲しむだろうと思考を巡らせてくれた発言だろうが、であれば少なくとも3分の2は食べてほしいし、そもそも今は作れない側の人なのだから、吐くほどまずいものでなければしのごの言わず食べてほしい。と、落ち着いて、ただちゃんと説明できたらはなまるなのだけれど、私は「怒」に飲まれてきつく言ってしまう。途中、「そこまで言わなくても…」と中の人が言うのを聞いてはいながら、もうあと戻りできぬぞと突っ走って突っ走って、重く後悔する。私の「ごめんね」は、おうおうにして「怒ってごめんね」で、重量がすごい。最近「神との対話」を読んでいないから、それでさらに横柄に生きてしまっているのかもしれない。読もう。
ちゃんと仲良しに戻って、玉入れ大会。ランドリーバスケットと、ボールプール用のボールを使った玉入れ大会が我が家ではたびたび開催される。在宅中の相方の大きい人にも「玉入れ大会するんだよー!」と報告すると、「1回だけやろうかな。全集中して」と、めちゃ本気だ。1ラウンド50秒だから、集中力をガッと集結させて、次の打ち合わせへの弾みにするにはちょうどいい。史上最高記録45こを目指し、小さい人 × 相方ペアでいざチャレンジ!結果、29こ。「ぐわっっ!!!うわーー序盤全然だめだったなあーーーわーー悔しい!45こ頑張って!」と、大きい人は熱気を残したまま颯爽と持ち場へ帰っていった。2人になって、第3ラウンドでその瞬間が来た。記録、45こ。隣の部屋に向かって、「むっく!!いったよ!!45こ!!!」とぎゃーぎゃー叫ぶと書斎から飛び出してきて、いや圧巻圧巻!みたいな感じで頭上斜め45度で拍手して栄光を讃えてくれる。大きい人々のはしゃぎ様を黙って見ていた小さい人は、意を決したように「えっ前言ってた数ってこと?」と、冷静さをギリギリで保ちながら状況を確認してきたから「そうだよ!」と答えると、「えっやったー!」と、ようやく喜びの仲間入りを果たす。「これは50こも夢じゃないね。目指したいね」と、次の目標に向けて団結した。
夜は、最近相方の大きい人が買った薬膳味噌を、ダイスカットしたきゅうりやごま油、おろしにんにくで混ぜていい感じに整えた「万能味噌」を作った。大きい人は、そもそも薬膳味噌の味が苦手ということだったから、それならくれっ!と引き取って、ようやく施せた。これがもう想像以上のおいしさで、納豆にかけて3パック食べてしまった。小さい人には冷奴にかけて出すと、「ちょっとしょっぱいけどおいしい」とにまにまして完食した。
「今日は最初から1人で寝てくれる?」と、書き物に時間をつくるため付き添いなしの就寝を小さい人に申し出ると、「いいよ」と言ってくれてありがたやと思っていたのだけれど、寝る間際になって「やっぱり寂しい」と言い出した。「うん、寂しいよね。じゃあ一緒にいるよ」「…でもさ、やっぱりいいよ~お仕事遅くなっちゃうでしょ??」「大丈夫!頑張る!」「いいよいいよ~~」と押し問答がしばらく続いて、結局「いるって言ってるんだからいいじゃん」と「怒」してしまい、落ち込む。味方でいるんだ、と毎日思っているのに、肝心な時に思い出せなくて怒怒怒怒怒…。夜中まで書き物に集中して、今日の乱雑さを抱え直してちゃんと寝た。

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この記事を書いた人

改善愛好家が、気付きや学びをもとに"より善く生きるコツ"を綴っています。
可笑しみのある人を目指しながら、未完成で進行中。

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