3/25 (水) 離すとぐるんっと職務を放棄する。

日記

6時10分。あーあ。今日が最後のチャンスだったのに、また朝に出遅れた。もやつきにのしかかられたまま、起床。このところ、5時25分のアラームに気付かず寝、止めても寝、朝の感知能力が真剣に悪い。明日から3泊4日の長野旅行記が始まるのだが、7時前に出発だから、今日を繰り返せば綺麗に置いていかれる。相方の大きい人は出張で、ひと足先に東京で待ち構えており、頼れるのは自分だけなのだ。
小さい人は、「今日の夜はなに準備する?」と、荷造りの段取りに熱心だが、今日準備できるものはほとんどない。歯ブラシやアイロン、化粧ポーチなど、当日の朝、役目を終えてからでないと納まれない子たちばかりだ。本当に明日の起動時間が全てを握っている。起きたい時間の数だけ枕を叩いてから寝ると、その時間にバチっと起きられるというあの技を、今こそ使う時だろう。そんなことより、昨日の朝から不穏だったのどの調子は、少し良くなっている。薬が効いたか。これだけは救いだ。
今日から小さい人は、社会もお休み。正真正銘の春休み。とにかく今日は、補って整えて、少しの緊張を飼って過ごす。小さい人は、「今日の夜は早めに寝ましょう。ごはん食べたら遊ばないで、まいたけちゃんはサプリを飲んで、すぐ寝ます」と、旅に前傾姿勢。やや片手間で参戦していると、「お話聞かない人は、おしりに×のシール貼ります。スボンの上じゃないよ?おしりにだよ?」と、謎のカードを切ってきて、「直接貼られるのはやだな〜」と眉下げると、また謎に嬉しそう。
おのおの朝ごはん、朝活にチェックを入れ終え、旅に不足の物を調達しに行く。乾燥が黙るほどの雨の中、「傘って、しめじみたいだね」と、小さい人は晴れやかに陽気。今日食べ切れないおかずも新幹線に乗車させるべく、ダイソーで使い捨て容器を買い、旅のお供にビスコも買った。
お昼に残り物を3分の1片付け、午後は駅ビルへ。空に明るさが戻ってきたけれど、雨は未だ堂々としている。先々の水たまりをそーっと通過しながら、無事到着。出産おめでとうの品は準備万端だが、手土産も渡したいぞということで、おりづるのクッキーを買う。「喜んでくれるかなあ?!」と小さい人はわくわく。
途中、愛されるために生まれたという「LOVOT」を抱っこさせてもらい、ロボットなのに体温があって、本当に生き物だった。ごはんの心配はいらないけれど、「やっぱり犬がいいよね」と、小さい人と犬への愛を確かめ合う。「だって、機械って水に濡れると壊れちゃうし」と、小さい人は現実思考がたくましい。帰りは、せっかくのお土産を守るべく、バスに乗る。
夜ごはんはまた残り物を食べ、それでもはみ出した分は使い捨て容器に住まわせて、紙袋もしっかりセット。第1便は新幹線4時間。第2便は1時間半と、ほんとのほんとに長旅だ。駅弁と戯れるまで、なんとかこの残り物精鋭たちで乗り切るぞ。小さい人はマイリュックに、ビスコとラムネと、ガブリチュウを忍ばせにんまり。
準備は、ほぼ整った。あとは明日の自分が、ちゃんとホームに立てるかどうかだけだ。普段は、ただリビングを見守るだけのデジタル時計に重要任務を言い渡し、急な抜擢に動揺していそうだったが、関係なく、寝る。 そう、さて寝ようとトイレに行ったら、たまにある下水の臭いが漂っており、とりあえず流そうとレバーをひねるとなんとレバーが死んでいる。どっちにひねっても手応えがなく、離すとぐるんっと職務を放棄する。「なんでこんな時に…」という言葉を引っ込ませて、【トイレ レバーが動かない】で調べる。おそらく、レバーとチェーンが外れているか、切れているらしい。外れているだけなら自力でいけるらしいのだが、ただそれを直そうにも、タンクのフタが開かない。手洗い付きタンクでも開けられるタイプなら対処できる可能性があるとのことだけれど、開く気がしない。さては開けられないタイプか。ちょうど、小さい人も起きてきて、一緒に悩んでくれる。と、こうしている間にもトイレが近くなり、コンビニまで頑張る選択肢もないし用を足す。とりあえず流すなら、バケツに水を入れて勢いよく流し込むと流れるとのことだから、たらいに水を入れてトライする。でも、流れる気配なし。明日の4時起きが迫り、焦りだけが先に整っていく。とりあえず相方の大きい人に状況を伝え、やきもきしながら、目を閉じた。

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この記事を書いた人

改善愛好家が、気付きや学びをもとに"より善く生きるコツ"を綴っています。
可笑しみのある人を目指しながら、未完成で進行中。

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