5時28分。アラームを止めてから3分で夢に紛れ込み、ぼやっと起床。
土曜日のサッカーが、まだスネに大きく根を張っている。春日和に手招きされ、近所の芝生パークへ行って、思いっきりボールを蹴った代償だ。普段、小さい人の送迎もわしわし歩き、わりと運動オタクな顔をしているのに、放置されっぱなしの筋肉はそこかしこにいるらしい。
そんなことより、月の巡りが遅れておりお腹がずっと重たい。つらい。食事はこのところずっと安定しているから、これはもう、心の渋滞だと思う。ここ1ヶ月は、小さい人の社会にて人前で話す機会に緊張し (結局その場は来なかったが) 、憧れの人への返信に言葉を選び続け、昨夜は「家族の時間に対してちょっとテキトーじゃあないか」と大きい人にぶちまけた。行き場のなかった感情たちが、一斉にお腹に集まっている感じがする。精神の飼い慣らしが、まだまだ初心者マークだ。
小さい人は、昨日クローゼットから発掘した、「不思議の国のアリス」のリボンカチューシャをつけて、女の子らしさに1人盛り上がっている。大きめのリボンが斜めにあしらわれていて、「このリボン、まっすぐじゃなくて斜めだからかわいい」と、鏡にウインクして決めポーズ。うん、本当にかわいい。そんな感じなのに、洗濯物を干す段になると、「邪魔だから置いてくるね!」とためらいなく外し、効率化の前では、さっきまでのときめきをあっさり脇にどける。ロマン<実用性の図がいかにも小さな風紀委員長らしい。
空腹にHPをしぼり取られた大きい人が、アーモンドフィッシュで回復を図っている。それを見て小さい人は、「賢くなりすぎるよね」と、完全に育てる側の顔。「魚は頭にいいからね。賢くなるかもよ」と、この前さばを持ち上げたのを覚えていたんだな。
小さい人と社会へ向かう。お友だちに会うなり、「今日は1時50分!」と迎え時刻を高らかに報告。さらに聞かれてもいないのに、「うさぎの爪切りに行く!」と、お母さんたちに言って回る。今日は、小さい毛の家族をまるごと綺麗にしてもらうのだ。
普段よりやや早い迎えだから、気を引き締めて仕事に入る。お昼のうちに夕飯の支度も済ませ、夜に急かされないよう先手を打つ。
急ぎ足で社会へ。小さい人はあれから、もれなく先生方にも報告して回ったらしく、「うさちゃん飼ってるんですね〜!」と、1年越しの新情報に驚かれた。
予定通りバスに乗って、いつもお世話になっているうさぎショップへ。とかした毛だけで、もう1体うさぎがつくれそうな量が収穫された。換毛機は、いつもLv100で果敢に攻めてくる。帰りは、マスカットジュースを片手に、「いい運動だね〜」と歩いて帰った。整えられたのは、うさぎだけじゃない模様。
夕飯に、遠足で作ったかぼちゃコロッケの残りを提供すると、「もったいなくて食べれないなあぁぁ〜」とくねくねして、だけどしっかり食べ切った。
夜、春休みに遊ぶことになったあんずちゃんのお母さんに、スケジュールを送る。どんな感じで返事をしたらいいか右往左往していたのだけれど、相方の大きい人に、「こういうのは、早く、軽く、頻度高くが大事らしいよ」と助け船を出してもらったから、いたって自然な顔つきでぽんと送った。内容の正解じゃなく、「エネルギーのやり取り」を途切れさせないことが大切らしい。特別な関係性だと、私の愛は重力4倍になる。まずは、その重さを2倍くらいに調整したい。
3/16 (月) まずは、その重さを2倍くらいに調整したい。

