9月中旬くらいから、我が家では2匹のたまごっちが一緒に暮らしている。渦中をやや脱した、たまごっちパラダイス。小さい人はJade Forestで、私はWhite Glacierだ。
もともとは、1こ買って2人でやるつもりが、実物を見た瞬間、もう1こ買うことが確定した。なんせ、かわいい。キャラクターうんぬんの問題じゃない。たまごっちそのものが、側に置いておく存在として、かわいい。今なら、めんどりの気持ちがわかる。たまごを大切に温めるあの行為は、尊い。
私は、こおり→なんごく→もりとフィールドを広げ、わりと順調に6代目のゆきうさっちを育てている。小さい人も、3日で飽きてぽいするかと思いきや、ちゃんと気にかけて、小さい命と生きている。5歳の小さい人にはきっと難しかっただろうが、小さなものを愛でたがる6歳の小さい人には、できた。しかも、すぐブリードしたがる私とは違って、じっくりその子と向き合っている。
念願のいるかっちになってから、もう何日目だろう。本家のいるかっちとは違って、ばつ丸くんみたいな目になっているから、「目があんまりかわいくない」と言う。それでも、「じゃあもうブリードする?」と聞くと、しないとのこと。いるかっちへの愛が、揺るぎない。私も倣って、ゆきうさっちと3日くらい過ごしているのだけど、正直、もう新入りを迎えたい。どうしても見飽きてくるし、目的なく一緒にいる時間がもったいなく思えてしまう。そのくせ、何のごはんを与えようか、迷う。何かに進化させたい時は、例えばにんじんやりんごを食べさせるとか、お肉系だけ連続で食べさせて肉マークをつけるとか、条件があるからサッと決められる。でも、余生を送っている子には、それがない。なんでもいい。なんでもあげてよし。だから、困る。
すると、夕飯を作っている最中に、小さい人が明るい声で言う。「たまごっち、ご飯どれあげよう~って迷うの楽しいよね」
そ、そんな。まさか、楽しんでいたのか。迷うことを。こっちは、その迷うことに疲れ切って、でもテキトーにもできなくて余計に迷ってぶすくれていたのに。
小さい人にとっては、どれあげよう〜は、どれ食べよう〜と一緒なのかもしれない。小難しいことは考えずに、今この気持ち!を選ぶ。それを、余裕で楽しんでいる。
我が家の育てる者と育てられる者が、入れ替わった。
9/30 (水) 我が家の育てる者と育てられる者が、入れ替わった。

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