7時にぼやぼやと目覚めるも、起動は7時半。春の休息が根を張って、長い。来週には小さい人の新学期が始まるというのに、大丈夫か、私のエンジン。
起きてすぐ、小さい人は昨夜制作したシール帳を小脇に抱え、にまにましながら眺めている。おととい、あんずちゃんのかわいいシール帳に心を撃ち抜かれた小さい人は、「てぃのちゃんもシール帳つくりたい!」と言い出した。私も、存在自体は知っていたけれど、シールが入手困難と言うし、小さい人は流行りにのんびりだし、私は集め出したら火がつくタイプだからそっと距離を保っていた。のに、来た。ついに来た。青春が、手帳サイズで帰ってきた。昨日、小さい人は、手持ちのシールを根こそぎ取り込んだ。本来は、お友だちへの手紙を彩るための子たちだったけれど、「貼りたい!」と言うから見守った。まだ2〜3ページしか埋まっていないのに、ボンボンドロップシールのかわいさは宇宙規模で、完全に主役を張っている。気付けば、メルカリで【ボンボンドロップシール おすそわけ】と指を弾ませており、すでに沼行き決定か。小さい人もたまらんようで、「シール帳、見ていいよ」と、何度も押し付けてくる。シールもさることながら、この「手帳」というものは、持っているだけで気分が上がるよな。予定なんてなくても、なぜかちょっとだけ、いい1日になりそうな気がする。
さて、午後から近所の芝生パークへ。抜群に滑走する滑り台があって、主に小さい者たちが主役の場所だ。30分ほど経ったところで、中学2年生くらいの男子6~7人がどやっと参戦。中くらいの人々の登場で、空気の密度が変わり、小人たちは少しずつはけていく。のに、我が家の小さい人は、ちゃっかりすすーっと紛れ込む。ライダーキック滑り、サーフィン滑り、奈良の大仏滑り。「どうすれば1番滑るか」を全力で探る彼らの背中を見ながら、小さい人も、若干コピーして滑ってみる。ときどき遠くから、「男の子のお兄さんはね、ほんとにね、やれやれ」みたいな顔で見つめ、でも面白いみたいで笑ってる。これはもう、男子のやんちゃを一歩引いて眺める、女子の顔だ。
なんか飲みたいね〜ということで、「ドトールのカフェラテと、シェイクどっちがいい?」と聞くと、「シェイク!」と即答。赤と黄色のMの彼が、あっさり圧勝した。ストロベリーをすすりながら、家を目指す。
夕飯に、最後の「かぼちゃとブロッコリーのグラタン」を提供。相方の大きい人が、「ひとくちちょうだい」すると、「だめっ!んーん!」と、珍しく首を縦に振らなかった。どうやら今日は、優しさより所有権が勝っている。
4/3 (金) これはもう、男子のやんちゃを一歩引いて眺める、女子の顔だ。

