6時35分、起床。日常は5時半起動の我が家も、春の休暇中で気をゆるめている。
おととい長野旅を終え、昨日は洗濯物と、体の回復に追われた。今日も引き続き洗濯物は多いけれど、ほぼほぼ日常が戻ってくる。それはそれで嬉しい。
小さい人は、デスクの壁で人生を刻む紙を眺め、「やった!今日で3月のカレンダー全部黒く塗れる!」と、目を輝かせている。「今日」が終わる毎に、鉛筆で黒く消していくのが小さい人の日課。最終的には、黒の折り紙を貼り付けたような暦になるから、見た目は若干ぎょえっとするが、本人はタスク完了みたいな具合いですっきりしているから、黙って見ている。「4月になったら、英語も始まるんだって!」と、年長組への心持ちも活発だ。
朝ごはんにぜんまい煮を出すと、「この細いの何?」と首を傾げる。「ぜんまい。山の野菜」と、ちゃんと調べたことはないが、おおむねそうだろうという理解で答える。すると、「おいしい!たしかに、山っぽいきのこだ〜」と、ふむふむする小さい人。たぶんきのこではないなと思うが、「山っぽい」という感覚をキャッチしていることが尊そうだぞと、「山っぽさあるよね」と共感。渋めの舌を持つ小さい人にはビンゴだったようで、ちょっとだけ食べて、他のメンバーに移る。どうやらぜんまい、フィナーレという大役に抜擢された模様。おぼんの隅で恐縮している。
お昼に、ミックスベジタブルのたまごチャーハンを施す。小さい人は、「大事に食べたい」ということで、チャーハンをお箸で食べ始めた。最後の方、量が減ってくると、「むずい…」と苦戦しているから、「さすがに最後はスプーン使ったら?」と、文明の利器を勧めると、「今日はお箸で食べるって決めたんだ」と、青春ぽく背伸びした台詞。理由を聞いたら、「年長さんに向けて!」と、最高学年の覚悟を輝かせた。本当に箸で、食べ切った。
明日は、この3月末で社会を去るあんずちゃん3姉妹と一緒に、初めてのお出かけ。車で送迎してもらうので、子ども用にお菓子詰め合わせセットをつくろうと思い、お散歩がてら買い物へ。子4人分の駄菓子を、小さい人と相談しながらこまごま買い漁る。甘さとしょっぱさを豊富に取り揃えて、「もう食べたくなっちゃうね」と食いしん坊2人。
20°C超えると、だいぶ暑い。紙パックの桃ジュースで4本の足に給油しながら、帰りも歩く。
夜ごはんは、昼に準備しておいた「かぼちゃとブロッコリーの豆乳グラタン」をぐつぐつに温めて、小さい人に配膳。グラタンはいつもフィナーレだから、熱すぎるくらいでちょうどいい。小さい人は、まずブロッコリーだけ掘って食べる。ブロッコリーがまとうホワイトソースやチーズさえ丁寧に剥ぎ取って、「そこまで?!」と驚くと、「だっておいしいのは後で食べたいもん」と、ブロッコリーの面子はズタズタだ。大好物のブロッコリーも、かぼちゃの前ではぼやっぼやにかすむ。
あと2日は、かぼちゃに王者の座を譲ろう。洗濯物が風でぐるんっと裏になるみたいな、思わぬ順位の入れ替わりが人間ぽくて、けっこう好きだ。
3/31 (火) 洗濯物が風でぐるんっと裏になるみたいな、思わぬ順位の入れ替わりが人間ぽくて、けっこう好きだ。

