10/10 (土) 40人が聞いたら、きっと鼻で笑うだろう。

日記

4時に、アラームを止める。昨日からお泊まり保育で、小さい人がいない朝。隣には、オラフのぬい。そうだ。寝室に入ったらあまりにがらんとしていたから、取りに戻ったのだ。
小さい人の旅程を見ると、7時起床とある。島の朝は、寒いのだろうか。小さい人がいなかった昨日を熱心に振り返って、エッセイを書く。
キリのいいところで、家事へ移行。少なすぎる洗濯物の中に、昨日の朝小さい人が脱いだパジャマが出てきた。なんだか、もっとずっと遠い昔のことのように思える。丸一日、小さい人に関する諸事と離れていたから、ハンガーに賭けながらちょっと嬉しい。
昨夜、大きい人と、「明日の朝は、近所のパン屋さんに行ってカフェラテを飲もう」と約束したので、雑事をこなし切って、8時半に出る。今食べるサンドイッチと、持ち帰る明太フランス、クロワッサンを選ぶ。小さい人には、迷って迷ってメロンパンをお土産にした。カフェラテがなかったので、カフェオレを2つ頼む。飲みながら、今日の10時にちいかわらんどに行く都合で、Yahooニュースを検索する。昨日は新商品発売日だったのだけれど、抽選に見事にはずれ、行けなかった。今日はフリー入場だから、切り込む。すると、混雑が予想されるからと、並び方の指示が投稿されていた。やっぱり、来るか。落選組が。大きい人に事情を話し、早めに切り上げる。「もしかして、一緒に行きたい?」と、いや~の返事前提でコントチックに振ると、「うん」と、まさかの返答。「せっかくだから、特別なことしたいなと思って」小さい人不在という特殊な状況が、大きい人を突き動かした。
一旦パンを家に置いて、すぐゴー!やや、小走り。9時半には、着きたい。「ちいかわらんどへ急ぐ図」はたびたびあるのだけれど、初めて2人。突っ走る者と突っ走らされる者の温度差が、当人なのに面白い。
並んで歩く若い女子2人が、ライバルに見えてくる。でも、鞄にもスマホにも、なんかちいさくてかわいいものはぶら下がっていない。ほっとする。ちょっと遠くを歩く1人の男性。「あれ?鞄になんかついてない?」大きい人に言われ、気配を消して近付いてみると、関係ないキーホルダーだった。よかった。
着くと、みんな指示通りに並んでいる。思ったより多くてぎょっとしたけれど、ざーっと先頭の方まで覗きに行くと、だいたい40人くらい。うん。全然いけそう。でも、なんだか負けたような気持ちになる。40人と私とじゃ、気合いの入り方が違う。そもそも最初は、10時に着くくらいでいいかなと思っていた。40人が聞いたら、きっと鼻で笑うだろう。自分のちい活レベルをまざまざと突きつけられて、静かに気合いを入れ直した。
パルコの10時オープンとともに、列のまま入場。そして、列のまま入店。目の前で、新グッズたちが勢いよく消えていく。肉まん食べるよマスコットのうさぎはというと、ガラスケースいっぱいに、まだいる。よしよし。カゴを受け取って、即迎えに行く。大きい人には、くりまんじゅうの居酒屋グッズに便乗して売られている、お寿司のフィギュアをお願いした。
とりあえず、目的達成。肩の力を抜いて、店内を回る。すると、店員さんが、大きな箱を持って在庫補充。なんと、くりまんじゅうの光る!提灯キーホルダー。頭の片隅にはあったけれど、棚に並んでいなかったからそっとあきらめた、やつ。再燃した欲望を、しっかり回収した。ほっくほくの私を見て大きい人は、「まいたけちゃんが嬉しそうでよかった」と、嬉しそう。
家について、早速お寿司フィギュアを開封。ネギトロモモンガと、軍艦ちいかわハチワレ。軍艦よ。よくぞ狩られてくれた。最高!
小さい人お出迎えまで、おのおの作業。12時20分に着くように、出発。
出待ちの大きい人々で、玄関は埋め尽くされていた。そこへ、旅を終えた小さき勇者たちのお出まし。小さい人は1番に呼ばれ、ぱたぱたと向かう。「よく寝て、いっぱい食べました」竹山先生が、小さい人満喫の図を教えてくれて、頭を下げる。多少の疲労感はありそうだったけれど、小さい人は想像していたよりもずっと元気だった。
ひまわりちゃんやそよちゃんと記念撮影をして、いよいよ安住の地へ。「やっと落ち着いたー」と、小さい人は一息つき、「何か変わってないかなあ〜?」と、家中をパトロールする。早々に、肉まんうさぎとお寿司フィギュアに気付き、「あー!なんか買ってる!ー」とにぎやか。
それから、夜寝るまでの間、たびたび島での出来事を話してくれた。
「夜ごはんね、ハヤシライスとエビフライと、ハンバーグと、コーンスープと、デザートもあったよ」
「朝ごはんは、お米と卵焼きとハムと、味噌のスープ。時田先生がね、おいしい海苔もくれた!」
「寝る時ね、うみちゃんといっぱいお話できた。トイレ行く方が電気がついてて明るくて、まぶしいから布団で顔隠そうとしたら足が出て、足が寒いから足隠そうとしたら顔が出て、もーうってなった。でも、やってみたら楽しかった。お泊まり」
疲れてよぼよぼする小さい人は、どこにもいなかった。就寝直前はむしろテンション爆上げで、「ギャルでーす」と、ギャルピースしてゲラゲラしていた。

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この記事を書いた人

改善愛好家が、気付きや学びをもとに"より善く生きるコツ"を綴っています。
可笑しみのある人を目指しながら、未完成で進行中。

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