8/8 (土) 気迫が、「ディズニーシーへ旅行の朝」以上で、笑う。

日記

はっと、目覚める。4時38分。アラーム2分前。気迫が、「ディズニーシーへ旅行の朝」以上で、笑う。
ちゃきちゃき、「日常」をこなし、6時前に小さい人を起こす。今日は女子2人で、なんか小さくてかわいいやつらに、会いに行く。謎の、セイレーンとやらにも。
もともとは、多少落ち着くだろう8月終わりに行く予定だった。小さい人の夏の思い出を、ちいかわで締めくくる。本当は早く観たかったけれど、ファンたちの勇みっぷりにひるみそうで、はなっから追随組だった。でも、小さい人の社会で友だちのお母さんに、「鬼滅の時は確か第5弾まであったけど、ちいかわはどうかね〜」と入場特典について聞いて、気になって調べた。すると、8/8 (土) から特典第2段が開始ということで、しかも、まさか、ボンボンドロップシール。
これまで、シール帳とは控えめな付き合い方をしてきた。小さい人のお友だちが持っていて、まんまと素直に触発されていたから買い与え、3冊目に突入するくらいのタイミングで私もマイシール帳を作り出した。小さい人のシール帳に私の夢も託し切って共同作品にしていたのだけれど、いろんなところでちいかわ好きが広まっており、ちいかわのシールをもらうことが多くなった。あまりに有り難くて、シールはくっつかなくなったら終わりだから…という逃げ腰もなんなく立ち上げ、Amazonでポチッとした。そんな最中の、ボンドロ振る舞い。これは、行くしかない。第1弾のチャームミニフィギュアも早々に配布終了となったようだから、できる限り早く行きたい。映画予約が可能になった日の朝、8時10分の回にギリギリで滑り込んだ。
7時25分に、出立。歩いて12分で着くけれど、早朝の入場は勝手を知らないし、なにしろポップコーンも招き入れなければならない。余裕を持とうと飛び出したのに、ちゃんとこなせるか不安すぎて余裕がない。早足になる。
無事、駐車場のエレベーターで上昇して、映画館に到着。朝だけれど、ポップコーンが全身で我々を迎えてくれた。
ひとまず、グッズコーナーでブックマーカーをゲット。あれこれ欲しくなるが、今、ちいかわらんどで、購入特典のステッカーを配っている。グッズはそちらに任せよう。
さてお次は、塩とバター醤油のハーフハーフのポップコーンと、小さい人が鼻息を荒くしたバナナミルクポップコーン、ちいかわのフレーバーソーダを招集。観る前から、めきめき楽しい人たち。ポップコーンをこぼさないよう、そろそろと歩く。
入場口で、しっかりボンボンドロップシールを2つ受け取り、スクリーンへ。本当に1人1つもらえるのかと、半信半疑を貫いた小さい人も、「ほんとにもらえたね!」と安心した模様。
3人席の、通路側2つに座る。居住まいを整え、早速、ポップポップする。バナナミルクが、ぶったまげるほどバナナで、ミルクもいい働きっぷり。こういう、コーティング系の甘いポップコーンは、間違いなさが欲しくて大抵キャラメルを選ぶのだけれど、これも間違いない。おいしさが、確かすぎる。その後の、塩とバター醤油。彼らは、主張に気品があって、ずっと優しい。バナナミルクへの敬い方が、泣けるほど昭和の妻だ。フレーバーソーダは、小さい人のリクエストで桃ピューレ。桃の匂いと果肉が、夏を運んできた。今日のスタメン、バランスが天才すぎる。
さて、いよいよ。
大スクリーンで観るなんか小さくてかわいいやつらは、同じはずなのに、同じじゃなかった。良い意味で、手の届かない、スターを観に来たような気持ちになった。隣を見ると、静かに感激している小さい人。映画 × ちいかわの威力、別次元。
ストーリーが進むにつれ、小さい人はよくしゃべった。
「すごいね!」「どこ行くんだろう?」「えっえっ、ダメだよねぇ?」「島、来なきゃ良かったね」
興奮からなのか、それとも、リラックスしてきてお家モードなのか。声量はずっと、ニュートラルの状態。さすがに、前後の人や、スタッフさんに怒られるんじゃないかと「しー。静かに」と伝えると、そんなこと言われたってさみたいな表情で、なおもしゃべる。
後半、ヒトハとフタバにスポットライトが当たり始めた頃、「しゃべらないよ」と、鬼気迫る調子で投げると、むっとしながらもさすがにまずいとわかったのか、黙った。映画館のルールを知っていても、しゃべりたい。今後、配信が始まったら、好きなだけ止めて、好きなだけしゃべって、お家映画を楽しもうと決めた。ちいかわたちの勇姿を無事、見届けられた。
帰り道。
「人魚の肉を食べれば、死なない命が手に入るって聞いたら、てぃのちゃん人魚つかまえて食べる?」と、聞いてみる。生に一生懸命で、平然を装っているけれど死にこわさを感じている小さい人だから、きっと食べると言うだろう。
「死ぬのはこわいけど、食べるのは……苦そうだからやだ」
そうきたか。はいはい味ね。確かに、おいしい味ではなさそうだよね。でも死と苦さの天秤で、苦さが重いとは。苦味さーん!思いもよらぬ相手に勝ちましたよー!
すると、「まいたけちゃんは?」と聞くので、「食べないかなあ。みんなで食べられるんだったらいいけどさ、自分だけ食べて、周りみんな死んでいくのに自分だけ生き続けるって、寂しい気がする」と、真面目に答える。
「確かに!1人だけさ、ずーっと生きててもさ、誰もいないもんね」
終わりあっての輝きなのだということを、改めて、刻んだ。
「それにしても、島二郎めっちゃ強かったねー!」
両腕をぐるぐる回して、トルネードを起こす技が、夜まで流行った。

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この記事を書いた人

改善愛好家が、気付きや学びをもとに"より善く生きるコツ"を綴っています。
可笑しみのある人を目指しながら、未完成で進行中。

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