7/23 (木) 「もう無理だから」と自然に離れたのに、実は断ち切っていた思いだったんじゃないか。

日記

朝起きると、まぶたが腫れている。ずっしりと重たいシュークリームから、カスタードがドロっと漏れ出てきたようなまぶただ。もう、犯人は特定できている。昨晩の、おかきだ。
夕飯を終えても気持ちが収まらず、ばりばり何かを食べたくて、はっとおかきの存在を思い出した。新潟にいる母が、季節の果物と一緒に送ってくれたもので、醤油味は食べてしまったけれど、塩味は残してあった。
大学生の頃、帰省するたびに私がばりぼり食べているのを見て、いつも必ず用意してくれていたのが、岩塚製菓の「田舎のおかき」だった。特に醤油味が好きで、一袋に8本しか入っていないことを嘆くと、母は「それ好きだよね〜」と笑っていた。その印象が強烈なのだろう。母は、何か送るとなると、おかきを入れてくれる。今回は、訳あり系の、割れたおかき大袋だった。
30代に入り、多少健康志向が芽生えた頃に、実はおかきやせんべいはやめた。なんせ、私はごはん代わりにせんべいを買い占め、貪っていたのだ。何枚でも、何十枚でもいけた。あの頃は。だけど、「米」と「揚げ物」のダブルパンチに、体が少々うめくようになって、スーパーに行ってもあまり選ばなくなった。それで長らく疎遠状態だったのだけれど、母はこの事情を全く知らない。「ほらほら、あんたが好きなおかき送ったよ〜」と、娘の大好物として、嬉々として送ってくれる。言おうかどうしようか迷ったのだが、なんとなく言えずに数年経つ。
不思議なもので、年に1回お目にかかっていると、実はやっぱり大好きで、本当はたくさん食べたいんじゃないかと、おかきに対する気持ちの定まり切らなさを感じる。「もう無理だから」と自然に離れたのに、実は断ち切っていた思いだったんじゃないかと、ゆらぎが見え隠れする。だって現に、食べ出すと、もう一本、もう一本と手が伸びてしまう。やはりあったか。切っても切れない米との縁が。
そんなわけで昨日も、「うまいうまい」とばりばりぼりぼりして、食好きの小さい人と、大きい人も参戦したから、一緒に腫れぼったいまぶた同盟だ。私に至っては、腫れているだけじゃない。三重のまぶたが、耐えきれずに奥二重になっている。最近は、まぶたの不調に悩まされるばかりだ。ふう。
昨夜、小さい人の「寝言を超えた寝言」を動画にキャッチしたので、3人で見る。うにゃうにゃ言い出したと思ったら。「…めっっちゃすごい、やつ。なんでこうなるんだぁ?」
本人も、腹を抱えて笑う。「え!?めっちゃしゃべってるじゃん!」
そう、めっちゃしゃべってるんだよ。泣き笑いするせいで、腫れの居座りが長くなりそうだ。

プリーズ シェア!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

改善愛好家が、気付きや学びをもとに"より善く生きるコツ"を綴っています。
可笑しみのある人を目指しながら、未完成で進行中。

もくじ