8/22 (土) 「こういうの夢だったんだよね」と、言う。

日記

ヨガのポーズとポーズの間に、ちらっとApple Watchを見る。いつもより、カロリー消費が激しい。HIIT中はというと、やっぱり、普段の消費にプラス10kcal。
心拍数が高めなのには理由がある。今晩16時。小さい人のお友だち、そよちゃんのお家で家族会が開かれるのだ。ひまわりちゃん家と合同で、大人が6人、子どもが5人、集結する。初めての集い。小さい人は、「そよちゃんのお家に行くの楽しみ!」と、何日も前からスキップしていた。母3人で打ち合わせをし、それぞれが担当の物を持ち寄ることにした。我が家は、唐揚げとサンドイッチ。前日に買っておくわけにはいかず、今日、小さい人のスイミングの前後に揃える。ちゃんと買えるだろうか。他には何を買ったらいいだろう?段取りがうまくいかなかったらどうしよう。お菓子、かぶらないかな。体を動かしながら、不安と緊張を飼い、それがしっかり消費に加担していた。
大きい人も誘い、スイミングに向かいがてらパン屋さんに寄り、サンドイッチを買う。1こが小さめで、いろんな味がアソートになっているパックを4つ。生ふらんすぱんは、午後、スーパーの中にあるパン屋へ買いに行く。揚げたての唐揚げを注文するため、そのまま目の前の精肉店へ。個数で言ってくれればそのように作ってくれるということで、25こ、15時でお願いした。
大きい人にサンドイッチを託し、スイミングへ向かう。今までは、12人1グループでのレッスンだったのが、今日は2つに分かれた。小さい人のグループは、4人。しかも、小さい人が大大大好きな、柿本コーチが担当。嬉しさが、全身から漏れ出ている。それなのに、小さい人はあまり話を聞いていない模様。たびたび、お兄さんお姉さんグループの動きを眺めたり、ぼけっと宇宙と交信して、柿本コーチに注意されている。小さい人は、こういうところがある。ちゃきちゃきとしたしっかり者の面もあるのだけれど、何かに気を取られると他が一切入らない。まさかまさか、好きな人の気を引くための算段ではあるまいな?見ている限り、4回は「てぃのちゃん?」と指導されていた。全くめげないから、困ってしまう。様子を見ながらまたちゃんと話そう。
帰宅して、軽くお昼を済ませたら、スーパーへ買い出し。夜のために、大きい人ももりもり仕事を頑張ったようで、やり切った顔。お目当ての生ふらんすぱんを2本、無事手中に収め、こちらも得意顔。お菓子やおつまみ、缶チューハイも収穫して、ほくほく。
一旦家に戻りつつ、大きい人は唐揚げの受け取りへ。保冷バッグや紙袋を準備していると、いい匂いを手にした人が帰ってきた。ようやく、全てが揃った。すでに使い切った感はすごいけれど、やっと、息が吸えた。
そよちゃん家に着くと、ちょうどひまわりちゃん家も着いたところで、小さい人たちは一瞬でにぎやかになる。制服や体操服じゃない女子4人は、「かわいいね」を飛び交わせて、すぐ遊び始めた。
お仕事だったそよちゃんのお父さんが帰ってきた頃、持ち寄りをわーっと並べる。お寿司、海鮮サラダ、ガーリックライス、唐揚げ、サンドイッチ、パン。ジュースや、お酒もそそぐ。
「お腹すいたー!」の声がわんわし、ローテーブル2つがぱんぱんになったところで、家族会スタート。まずは、11人で記念撮影。半年振りに叩き起こされたと思ったら、まさかこんな素敵な大所帯の仕事で、自撮り棒はさぞかし度肝を抜かれたことだろう。みんながカメラ目線の、フォトスタジオに飾られるモデル写真みたいな写真が、撮れた。
我が家の大きい人がDJを任せてもらい、スピッツを流す。すると、ひまわりちゃんのお父さんが、「もしかして、毎週やってます?」と、穏やかな面持ちでスパッと突っ込んでくれる。縁だなあと思うのだが、この3家族の父たちは、みんな揃って優しみが強い。だけど、要所要所でちゃんと主張はする。ノリもいい。似たものを持っていて、バランスのいいメンバーだなあと、思う。仕事の話で盛り上がっていたから、いいぞいいぞと小耳で聞いていた。
母たちや小さい人たちも、いつも会っているとはいえ、特別なこの時間にわやわやした。旅行中か?、と思うほど、みんな全身で楽しんでいるのが伝わる。私も、白ワインでだいぶテンションが上がり、よくしゃべった。ひまわりちゃんのお母さん、ななみちゃんは、お酒は弱いんだけどと言いながら、私が大好きなナイアガラブランを一緒に飲んでくれた。そよちゃんのお母さん、りえちゃんは、コーラでもいつもより愉快そうで、息子くんとのコントみたいなスキンシップに、幾度となく笑わせられた。
ごはんをひと通り食べた後は、間髪入れずにデザートタイム。チョコチップクッキー、フルーツケーキ、たけのこの里、グミ、うず巻タルト。りえちゃんがかき氷も作ってくれて、小さい人たちは大はしゃぎ。
ななみちゃんが、「かき氷はいちごシロップだよね」くらいのさりげなさで、「こういうの夢だったんだよね」と、言う。「みんなでスイカ割りとかしたい」とも。普段、どちらかというとさっぱりしていて、思っていても言わないんじゃないか、という台詞が、さらりと、でも温かい重みを持ってすっと置かれた。こういう、話さなくても過ぎていけることを、立ち止まって話せる関係性。そしてその夢に、参加できている奇跡。嬉しい嬉しい嬉しい。
買ってきた物の全てをりえちゃん家に贈呈して、小さい人たちはお菓子を受け取って、お開き。
帰り道。我が家とひまわりちゃん家が見えなくなるまで、ずっと手を振ってくれていた。いい人たちに囲まれて、たぶん、胸がいっぱいだったんだと思う。最後、かき氷すら入らなかった。

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この記事を書いた人

改善愛好家が、気付きや学びをもとに"より善く生きるコツ"を綴っています。
可笑しみのある人を目指しながら、未完成で進行中。

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