今日は、お友だちのあんずちゃん家に行く。お庭でプールをする予定だったから、晴れを願いまくって数日過ごした。どうやら、報われた。
プライベートで遊ぶのは、もう3回目。もともと幼稚園が一緒だったのだけれど、年長に上がる前にあんずちゃんが引っ越して、それがきっかけで大人同士が連絡を取るようになった。あんずちゃんのお母さんとは前々から仲よくなりたいと思っていたから、これほど嬉しいことはない。当たったことはないけれど、ドリームジャンボを当ててしまったような浮かれ度合い。今ではなーちゃん呼びするほど、ちゃんとお友だちだ。離れたからこそ、縁がつながるこの不思議。
ほぼ「お菓子」の荷物たちを、背にも手にも抱え、出発。小さい人は、社会で使っているプールバッグも連れ、いざ。駅まで20分ほど歩き、電車で10分。あんずちゃん家の最寄りに着いて、そわそわ待っていると、到着したよLINE。あんずちゃん含め、小さい女子3人を乗せ、なーちゃんが迎えに来てくれた。
「やほー!ありがとう〜!」
今回はなんと私が助手席。緊張と嬉しさがバレないように、ナチュラルにしゃべる。10分くらい走り、坂を登った途中に、あった。素敵すぎる、一軒家。どっからどう見ても新築の、大屋敷だ。きゃぴきゃぴをなるべく封印して、お邪魔しまーす。
広い玄関の先に、どでかいリビングダイニングキッチン。畳の小上がりが、和洋カフェの雰囲気に拍車をかけている。マンションにしか住んだことのない小さい人は、どこのお家へ行っても2階の存在にうきうきして、早速駆け上がった。おもちゃしか居ないおもちゃ部屋があって、女子3人分の夢が詰まっていた。滑り台、テント、キッチン、おままごとセット。小さい人は、街中でパンを見つけた時のように目を輝かせ、早速遊び出す。見守りカメラを設置し、「なんかあったら呼んでね〜」と、なーちゃんが手を振る。
しばし、大人はおしゃべり。引っ越しが決まってから、流れ星の速さで家が建ったこと。前のお家は社宅で、クーラーの効かないお部屋もあって大変だったこと。地元のお友だちはほとんど県外にいること。いろいろ話してくれて、「まいたけちゃんたちが1番会ってくれてる」と、飛び跳ねたくなることまで聞けて、さすがにニヤけが止まらなかった。
「幼稚園やめてなかったらさ、こうなってないよね」
それそれ!私もそう思ってたんだよ!!!まさか、同じことを思っていたとは。嬉しすぎて、宇宙まで吹っ飛んだ。
小さい人たちがバタバタと降りてきて、いよいよ、プール。みんな、カーテンを開けるみたいな清々しさで服を脱ぎ、水着に着替える。わらわらと庭へ飛び出し、水鉄砲やシャワーホースも仲間に加えて遊び出した。お盆を過ぎて、夏の本気もやや落ち着いていたからちょうどいい。途中、ホースの取り合いが始まったり、水を1回抜くか抜かないか騒動も勃発したが、丸ごと楽しくて、にぎやかだった。
小さい人たちは飽きもせず、お昼ごはんを食べた後ももう1回遊んで、どっからどう見ても「夏休みの1ページ」になった。お友だちのお家で泳ぎ、そうめんをつつき、「今日は特別だね〜」とおやつをじゃんじゃん食べる。こんな、最高な夏が来るとは。
「もっといてほしいっ!」
贅沢すぎる悲鳴を胸に、夕方、お暇した。小さい人が、車の中で、「ねぇ、なーちゃん?次はいつ遊べる?」と、約束を取り付けようとする。「またすぐ遊べるよ」と助手席から声をかけると、なーちゃんが言った。
「なーちゃんとまいたけちゃんはもうお友だちだからね〜またいつでも遊べるんだよ」
そうそうー!と、平常心を装ったけれど、内心では三尺玉がバンバン鳴っていた。
8/19 (水) どっからどう見ても「夏休みの1ページ」になった。

