小さい人の社会もすっかり夏休みに入り、お盆。昨日に引き続き、東京から帰省中のおじさんと、お出かけ。
今月6歳になった小さい人に、楽器をプレゼントしてくれるそうで、島村楽器へ行く。2歳の時にミニピアノを贈ってくれて、今度はミニエレキギター。
小さい人は、大きい人のアコギとエレキに触発され、普段からウクレレをよく鳴らす。触る頻度からしてもそうだし、ピアノとギターだったら、ギターの方が楽しいんじゃないかという、大人たちの思考でまずやってみようということになった。いろんな意味で、小さいうちからピアノをやるのは良いとされている。私自身も、4歳から大学卒業までピアノをやってきた。でも、それでも今は思う。ギターの方が、楽しい。大きい人と出会い、ギターを始めてみて、気付いた。歌には、ギターだと。
なんせ、私は歌うことが好きだった。家でも、車の中でも、友だちと一緒の時も、ずっとずっと歌っていた。中学の時は、I WiSHの「明日への扉」で友だちと替え歌を作って、帰り道によく歌った。あの時、アコギが1本あったら。想像しただけで、足元からわくわくする。きっと、ギターボーカルという存在にも、憧れがあったのだと思う。何にしても、小さい人は私と同じく、いや、私以上に歌が好きそうで、ギターが好きそうで、試す価値がビンビンにある。
お店に行って聞いてみると、どうやら、今はミニエレキが置いていない。でも、どんな感じになるか、小さめのエレキを触ってみることにする。座って、左手を構えると、大人3人が、驚嘆のうなりを上げた。指の位置や支え方が、もう「できる人」っぽい!大きい人の左手にそっくりだ。私は、教えてもらってある程度慣れたけれど、手つきにずっと、隠しきれない下手さが滲み出ている。
アンプもつけて弾かせてもらうと、体の芯を突き刺す響き。テンションが上がった小さい人は、「これお家でもやりたい!」と、無邪気に無謀。気持ちはめちゃめちゃわかるが、失うぞ。住まいを。
今月末にヤマハに話を聞きに行く予定もあるから、ギターはひとまず保留。店員さんにお礼を言って、お昼。スシロー。大きい液晶画面に、毎度わくわくする。どうもキティちゃんとのコラボイベント中で、画面がにぎやか。りぼんがわあーっと降ってきて、いちいちはしゃいじゃう。対象商品を注文すると、グッズがもらえそうだから、後でデザートを頼もう。
腹を空かせた4人は、話に花を咲かせつつ勢いよく皿を積み上げ、デザートもしっかり腹に納めた。小さい人、キティのステッカーをゲット。
さて、いよいよカラオケへ。おじさんとのカラオケは定番化しつつあって、歌を愛する小さい人は、今日のために持ち歌を磨いてきた。アナ雪、Vaundy、童謡。15曲は歌い、大きい人々の歌にもノリノリで、3時間爆走した。字を読むスピードがここ最近ハヤブサ並みになったから、歌詞を追えて、より楽しかったようだ。
お気に入りのイタリアンで夕飯を食べ、スタバで買ったカフェラテを片手に、おじさんをお見送り。明るく手を振っていた小さい人だったけれど、バスに乗ったおじさんを見て、私の背中に隠れる。「ほらほら、最後バイバイしよ〜」と誘うも、服に顔をうずめて首を振る。しおしお、泣いた。楽しかった分だけ、離れがたい。気持ちが痛いほど伝わって、大人たちもぐすんした。
「またさ、今度はお正月に会えるよ」
それぞれが、自分に言い聞かせるように遠くを見つめ、ぴんぴん振る舞った。
8/15 (土) 気持ちはめちゃめちゃわかるが、失うぞ。住まいを。

