軽やかに生きるとは。そのためにできること。

自分を成長させようと頑張る男性

良いこともあれば悪いこともある。
生きていればみんなそう。
でも、なんかいつも軽やかに、清々しく生きている人っていますよね。

どういう心持ちでいればそう生きられるのか。まとめてみました。

もくじ

軽やかに生きるとは?

【軽やか】を辞書で見てみると、「いかにも軽快に行動出来そうな様子」とあります。
私なりの解釈としては、悩まず、縛らず縛られず、「身軽に、自由に生きる」ということだと思います。

悩みも、モノも、関係性などもそうですが、所有するとどんどん重くなって、責任が大きくなって、管理も大変になっていきますよね。
もちろん、所有するから得られる満足感、安心感、幸せもありますが、持つことで動きにくくなったりする。軽やかさからちょっと遠ざかる感じがあるというか…

まいたけ

私のイメージ的には、家すら持たないバックパッカーとか、軽やかに生きてる感じがしますね。 (さすがに帰る家くらいはないとちょっと不安ですが)


明日はどこ行こう?って気の向くままに、今日あったつらいことも「人生いろいろだ」って足取り軽く進んでいく。

止まらない。溜めない。いつも循環させる。
そんな生き方が、心も体も軽やかでいられる方法なのかなあと思います。

とは言いつつも、現実はそう簡単ではないですよね。
うまくいかないことの連続で、人間関係の悩みは尽きない。
抱えるものは大きく、重くなる一方で、もういっぱいいっぱい。

そんな状況、環境の中で、どう軽やかに生きれば良いのでしょうか…?

他人と共存する世界で、軽やかに生きるために

自分で自分の荷物を重くしない

もう少し平たく言うと、あきらめるところをつくるということです。

ここで自分のこだわりを話してもうまくいかなそう…あきらめよう。
これは今の私には出来ないかもしれない…あきらめよう。

もっともっとこうしたいという「欲求」や、こうでなければいけないという「執着」、どこも手を抜けないという「完璧主義」を手放して、荷物を軽くするんです。そうすると悩まずに、心にゆとりができて、軽やかでいられます。

(中略) あきらめることが悪いことだとは私は思いません。「あきらめる」というのは、もともとは「物事を明らかにする」っちゅうのが語源なんやそうです。
つまり、あきらめるというのは、自分の生き方をハッキリさせてやることでもあるんではないでしょうか。

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 / 中村恒子・奥田弘美

あきらめるって、ちょっとマイナスなイメージを持ってしまいがちですが、賢く手を抜くことなんだろうなあと私は思います。

気にしない。無理しない。今できる最善を尽くすだけ。

人は誰しも承認欲求がありますよね。いいね!されれば、自分の存在を認めてもらえているようで嬉しいもの。もっと期待に応えたいと思うのは自然ですし、実際、それが頑張るパワーになったりします。
ですが、そうやって周りの評価を気にすることは、自分の言動を縛り、不自由に生きることになるでしょう。

そもそも、みんな結局は自分のことで忙しいわけで、評価だってころころ変わる。些細なことで離れたり、またくっついたり、絶対的なものなんて実はない。
そんなおぼろげなものに振り回されるのは苦しいなあと思います。

あなたは他者の期待を満たすために生きているのではないし、わたしも他者の期待を満たすために生きているのではない。
他者の期待など、満たす必要はないのです。

嫌われる勇気 / 岸見一郎・古賀史健


期待に応えようと、他人のために無理しない。
ただただ、自分のために、今できる最善を尽くす。それでいいんだと思います。

必要以上に関わろうとしなくていい

現代は「つながり」を重要視するあまり、独りがとても寂しく、恥ずかしいことだという風潮があります。それゆえ、人と関わらなきゃ、誰かと一緒にいなきゃと必死になりがちです。
もちろん、関わることで刺激を受けたり、プラスに働く部分もありますが、不安になったり焦ったり、羨んだり、関わるからこそ生まれる寂しさがあったりしませんか。

1人で本を読んだり、気になっていることを書き出してみたり、そういう自分のための時間があることで、人は心のバランスが取れるのだと思います。

孤独であることは、(中略) 生きていく上で「自然な状態」なのです。
人間関係をもっとよくしたいと望むのであれば、一人の時間を大切にすること。

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 / 中村恒子・奥田弘美


関わる必要があれば、その流れはきっと自然に来る。だからそうじゃない時は、自分の頭と心を整理する時間に使ってみる。
その方が、スッキリとした気持ちで過ごせるんじゃないでしょうか。

他人の人生と、自分の人生を分ける

長い時間一緒に過ごす相手は特に、もう自分の人生の一部のようになっていて、あれこれ口を出したり世話を焼いたりしがち。
ですが、どんなに近い距離感の相手でも、人生はその人のもの。コントロールしてはいけないし、コントロールしようとすることで、相手を縛り、自分を縛ることになります。
求められた時に意見を言う、力を貸す。そんな、手を伸ばした時に届くくらいの、ちょうど良い距離感でいることが大切だと思います。

他人の人生を背負わず、自分の人生に集中する。

まいたけ

本当に大事な、必要なものだけをリュックに詰めて歩んでいけたらいいですよね。

なにより、「自分らしく」が大切

鏡を見て自分らしくあろうとする男性

自分はどうしたいのか、自分の心の言葉に正直に添う。誤魔化さずに行動する。
周りにいろいろ言われたとしても、自分が、自然に納得できるものを選んで生きることが大切なんだと思います。

生活ってノイズが多いから、つい違うことをしようとするんですよね。(中略) 違うことをしていると、どんどんズレていく。ズレていくから、どんどん苦しくなる。
(中略) 人は根本からは決して変わらないから、本来の自分を生きることが大切。

「違うこと」をしないこと / 吉本ばなな

簡単そうですごく難しいなと思うんですが、「自分らしく」いられたら、より清々しく、フットワーク軽く生きられそうですよね。

まいたけ

限りある人生、私も日々、自分の心のいい塩梅を探りながら軽やかに生きようと思います。

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この記事を書いた人

自身の気付きや学びをベースに、"より善く生きるコツ"をお届けしています。

いつだって心穏やかな人でいたい。生きることに、シアワセな気持ちで取り組みたい。そんなお仲間を見つけられたら嬉しいです...!

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